グローバル ライフスタイル

ミニマリスト・ライフスタイル・メンズファッションに関する海外のトレンドを紹介します

海外のミニマリストの部屋 ~ライアン・ニコデマス ~

海外のミニマリストがどのような家に住んでいるか気になりませんか?

 

今回紹介するのは、The Minimalists というユニットで、ジョシュア・フィールズ・ミルバーン(Joshua Fields Millburn)とコンビを組んでいるライアン・ニコデマス (Ryan Nicodemus) です。

 

ライアンの家を紹介する前に、簡単に彼がミニマリストになった背景を紹介します。


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出典:Minimalist Home Tour: Ryan Nicodemus | The Minimalists

 

 

The Minimalistsとは

The Minimalistsとジョシュア・フィールズ・ミルバーンについては、こちらの記事をご確認ください。

 

globallifestyle.hatenadiary.jp

 

The Minimalists はジョシュアがメインで、ライアンは「じゃない方」的な存在のような印象がありますが、実際にジョシュアの影響でミニマリストになりました。

 

ライアンがミニマリストになった理由

ミニマリストになる前のライアンは、年収1000万以上を稼いでいましたが、同時に多額の借金を抱えていました。

 

当時の彼は、大きな家に住み、贅沢なものに囲まれた暮らしこそがアメリカンドリームと信じており、そのために借金をして贅沢な暮らしをしていたのです。それでも心から満足することはありませんでした。

 

 そんな折に突如として仕事を失ってしまい、多額の借金をどう返すべきか、大きな家で途方に暮れていました。そんな中、25年来の友人であるジョシュアがとても幸せそうであること、そして その理由がミニマリストになったことであることを知り、ジョシュアにコンタクトしました。

 

パッキング・パーティ

連絡を受けたジョシュアは、どれだけ不要なものを持っているのかライアンに認識させるため、「パッキング・パーティ」を提案しました。「パッキング・パーティ」とは全ての荷物を段ボールに梱包し、使うものだけを外に出し、20日後に残っているものを確認するという趣旨の企画です。

 

20日後、80%の所持品が実は必要ないものだったと気づき、ライアンもミニマリストになることを決意しました。

 

ただしジョシュアと異なり、ライアンは自宅を手放すことまでは踏み切れませんでした。このあたりの人間らしさや親しみやすさがライアンの魅力であるとともに、The Minimalists におけるライアンの存在価値なのかもしれませんね。

 

ライアンの家

ライアンは今、パートナーと2人で暮らしていますが、パートナーはミニマリストではありません。パートナーをどのように説得しているのか?とよく聞かれるようですが、それについては以下のように回答しています。

 

我慢するのではなく、お互いを受け入れ、理解し、尊重、感謝することで折り合いをつけている。

 

ミニマリストかどうかに関わらず、夫婦間・恋人間では必ず価値観の乖離はありますが、この考えをもって、お互いが歩みよれるといいですね。

 

1.キッチン

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出典:Minimalist Home Tour: Ryan Nicodemus | The Minimalists

 

2.リビングルーム

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出典:Minimalist Home Tour: Ryan Nicodemus | The Minimalists

 

大きなソファが2つありますね。これは毎週のように行われるゲームの集まりで使うため必要とのことです。

 

3.寝室


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出典:Minimalist Home Tour: Ryan Nicodemus | The Minimalists

 

4.仕事用の机


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出典:Minimalist Home Tour: Ryan Nicodemus | The Minimalists

 

写真の限りではありますが、全体的にものが少ない印象ですね。ミニマリストではないパートナーと同居しても、お互いの理解によって歩みよりできている好事例だと思います。

 

最後に

一人暮らしのときはミニマリストであっても、結婚や出産によって家族が増えることで、ミニマリストを卒業していく方もいるかとは思いますが、今回のようにファミリー系ミニマリストがどのように折り合いをつけているのか、個人的にとても興味があります。

機会があれば、これからも海外のファミリー系ミニマリストも紹介したいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。