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ホリエモンでも認める「それでも英語は必要性だ」【書評:英語の他動力 (堀江貴文著)】

ホリエモンこと堀江貴文氏が「英語の他動力」という本で、氏が考える英語・英語学習について語っていますので、簡単に書評します。

 

英語の多動力

英語の多動力

 

 

このブログでは、主に海外サイトをソースとして海外のミニマリストやファッションを紹介していますが、ぼく自身10年以上に渡り英語を勉強してる英語学習者です。その間に2年間の英国駐在経験はありますが、渡英以前に留学・海外経験なしで TOEIC900点を達成している英語学習マニアでもあります。

 

そんな英語学習マニアによるホリエモンの「英語の他動力」の書評です。

 

1.AIが発達しても英語学習の必要性は変わらない

個人的にはこの主張は意外でした。堀江氏の発想を邪推すると「AIの発達により翻訳機が開発される」「通訳者の方が費用対効果が高い」等と主張するものと考えていました。

 

堀江氏自身、過去にそのような主張をしたようではありますが、著書の中では「会話のスピード感を早めるために英語は必要」と語っています。

 

例えばランチや飲みの場で、翻訳機や通訳を介した上で、お互いの親密感は形成されるのでしょうか?ビジネスは合理性だけではなく、ある種の人間関係を伴って成り立つものです。堀江氏もおそらくそのような経験を積み、英語の必要性を再考したのだと考えます。

 

2.まず実践すること、そして楽しむこと

他の著書を含めて、堀江氏は一貫して実行の重要性を説いています。英語も同様に、「まずは単語」「勉強してから」ではなく、実践しながら上達させることを推奨しています。

 

そのためには「英語を使う仕事につくこと」が近道と語っていますが、そのために転職するのは本末転倒です。

 

最近は Skype 英会話教室も人気なので、それらを利用して日々英語を使う機会を作ることが代案になるのではないでしょうか。ぼく自身、Skype での英会話を長い間継続してきて、その有用性(コスパ)は非常に高いと実感しています。

 

また楽しむこと・ハマることが上達を加速させると主張しています。「好きこそものの上手なれ」のことわざのように、多くの方がこの主張には同感されるかと思いますが、ポイントは、どのように英語に楽しみを見つけるかだと考えています。

 

日本語を話せる外国人がアニメで勉強しているのも同様の理由ですね。

 

それについて、本著には「好きな映画を繰り返し見る」以外は記載されていませんでしたが、ぼく自身は自分の興味がある海外トレンド(ミニマリスト、メンズファッション)の記事をチェックしています。皆さんも自分にとって、一番興味がある分野に絞って勉強してはどうでしょうか。

 

最後に

ぼくは、数多くの英語学習本をチェックしてきていますが、全般に共通することとしては、「当たり前のことしか書かれていない」ということです。つまり、語学に王道なしの証左なのではないでしょうか?(とはいうものの、長く学習する中で、多少の近道はあると思ってはいます。)

 

今回も先回に続けて、英語関連の記事を紹介させていただきました。

 

globallifestyle.hatenadiary.jp

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!