イギリスのオススメビール【元英国在住者 推薦】
夏の暑い日はビールが本当においしいですよね!最近は地ビールも増えてきて、色々なタイプのビールを楽しめますよね。
ビールの本場といえばドイツを思い浮かべると思いますが、ドイツのビールは「ラガー」という種類で日本の一般的なビールと同じ系統です。
一方で、地ビールでよく見る「エール」はイギリスが有名です。「エール」という言葉は知らなくても、「よなよなエール」というビールは知っているのではないでしょうか?サントリーも「プレミアムモルツ 香るエール」という製品を出していますね。
ただし、「よなよなエール」や「プレモルのエール」は典型的なイギリスのエールの味とはかなり異なります。(個人的には「よなよなエール」はコスパ的に一番のビールだと考えており、イギリスのエールと違うからダメというわけではありません。)
イギリス在住経験者のぼくが現地で飲んだエールから厳選した4種を紹介したいと思います。
イギリスビールの誤解
本題の前にイギリスビールの誤解を2つ紹介します。
1.バス ペールエール (Bass Pale Ale) の誤解
日本で一番有名なイギリスのエールビールは、「バス ペールエール」なのではないでしょうか?かなりリーズナブルに手に入り、また、英国風パブ Hub で生ビールを飲むことができるので、知られていますね。
バス醸造所 (Bass Brewery) は非常に歴史があるのですが、「バス ペールエール」はイギリスでのイメージはあまり良くありません。どちらかと言うと、安酒のイメージがあるようです。実際に、イギリスのパブでは見たことがなく、ディスカウントストアで安く売られていました。なので、友人のイギリス人はHubでバスを飲むことはありません。
2.ギネスビールの誤解
イギリスビール=ギネスというイメージを持っている人もいると思いますが、ギネスは隣国のアイルランドのビールです。日本の英国風居酒屋では、ギネスを売りにしているところもありますが、違和感があります。間違えると失礼なので、注意してください。
イギリスのオススメ ビール 4選
いよいよ本題です。イギリス在住経験者のぼくが現地で飲んだエールから厳選した4種を紹介したいと思います。
1.ニューキャッスル ブラウンエール (New Castle Brown Ale)
個人的には最も典型的な味のエールだと考えており、本場のエールを知りたい場合の基本になると思いますので、一番に紹介します。
味はほどよい麦の香りに、カラメルとホップの香りが合わさった非常にバランスが取れた味です。特徴が少ないところが特徴ですので、最初の1杯にオススメです。
2.ホブゴブリン (Hobgoblin)
ブリティッシュスタイルのパブで見かけるようになってきまています。特徴的なラベルだけでなく、味の評価も非常に高いことから、イギリスでも人気が高いエールです。
こちらはローストされた麦の風味が楽しめます。ほのかにナッツのような香りがして、後味の苦みが味に深みを出しています。
最近、日本の英国風パブでも生ビールを提供するところを見かけるようになりましたので、見つけた場合は是非試してください!
3.ブリュードッグ パンクIPA
スコットランドのビールで、パンクロックのイメージ戦略で、特に若者に人気のビールです。イメージだけでなく、当然ながら味でも評価されおり、ホップが効いたフルーティで後味に苦みがある味わいです。
ブリュードッグの製品は手に入れやすく、大型のスーパーや成城石井などでも買うことができますので、是非試してみてください。
4.ロビンソン トゥルーパー (通常 アイアンメイデン ビール)
個人的に、イギリスで一押しの醸造所がこのビールを作っているロビンソン醸造所で、どのビールを飲んでも本当に外れなしです。日本で入手可能なロビンソン醸造所のビールは、アイアンメイデンビールだけなので、紹介します。
味はローストされた麦の香りに、ハーブのような香りが混じってビールです。
ちなみに、アイアンメイデンは80年代から活躍しているイギリスのヘビーメタルバンドで、イギリスでは未だに彼らのバンドTシャツを着ている人を見かける程、根強い人気があります。
最後に
日本の地ビールもおいしいビールが増えてきていますが、本場イギリスのビールも手に入りやすいものもありますので、こちらの記事を参考にして是非楽しんでください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!